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もう昔の地下鉄なのか

IMGP3858.jpg 地下鉄有楽町線に乗りました。

 やってきた電車の車内は、最近見なくなった貫通路が「キノコ型」のタイプ。

 地下鉄は窓の外がすぐ壁ですから、こういう構造だと車内を広く感じる、だとかで千代田線の電車から導入されたんですよね。

 確かに、隣の車両と境目がないかのような感じです。

 のちに、混雑が激しくなって車両と車両の渡り板の上に人が立ってしまう(=危険)、とか、風が巻き起こる、とかで、同じ形式の電車でも後から作られたものは従来どおり壁と扉がつくようになりました。
(この電車も、さらにもう1両先とのつなぎ目は、壁と扉があります)

 すでに作っちゃった電車は長らくこの形のままでしたが、韓国の地下鉄火災を受けて、火災が広がらないように、と、壁と扉つきに改造が進んでいるのだとか。

 そもそも、韓国の事故車と違って日本の電車は燃えにくいんじゃなかったでしたっけか。


 小学生の頃、「スタンプめぐり」(←当時の営団地下鉄はそう言っていた)で初めて東京の地下鉄を縦横無尽に乗り歩いたときに、このキノコ型車内はとても印象に残っていましたが、すでに過去帳入りしようとしているようです。

 そういえば、来年にはもう30歳なんだなー、なんて。
author by よんなん
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