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罫線入り官製はがき

 久しぶりにはがきで手紙を書く用事があり、先週、浦安で郵便局へ行ったついでにはがきを買いました。

 そこで「横の罫線入りはがきを1枚ください」とお願いすると、局員さんが怪訝な顔をして「いつも罫線入りをお使いですか?」と聞くんです。


 はがきを書くときはいつも使ってますけど…と答えると、もう新しく作らないので在庫がなくなると終わりになってしまいます、この郵便局(=浦安郵便局)では残り100枚くらいです、と申し訳なさそうに説明をしてくれました。


 「罫線入りはがき」なんて、そんな商品があると知っている人が少なかったに違いないですから、よほど売れていなかったのでしょう。

 ちゃんと、縦書き用と横書き用の2種類があったんですよ。


 郵便局会社のウェブサイトで「便利なはがき」というページを見ると、確かに「罫線入りはがき」はもう載っていません。

 私は無地の白い紙にまっすぐ同じ大きさで文字が書けない(笑)ので、重宝していたんですけどね。(←学校の書道の時間も、半紙を折って折り目をつけてから書いていた人)


 どうしても罫線入りが使いたければ、私製はがきでいくらでも売られているでしょうし、確かに困る人はあまりいないのかもしれません。

 私製はがきを1枚から売っているお店もあまりないと思いますが…。

 料額印面が入っている官製はがきは有価証券ですから、たいして売れもしないのに郵便局の窓口に常備していたのでは在庫管理も手間がかかるに違いないです。


 私自身も、残り100枚ですと言われて、じゃぁ今のうちに買っておこうと思うかといえば、はがきそのものをめったに書かないので、いつ使うか分からないはがきを買う気にはなりませんでしたし。

 …逆に郵便局会社・郵便事業会社の立場で言えば、いつ売れるか分からないはがきを全国津々浦々の窓口に常備しておけるか! ということにもなります。

 個人的には、次は郵便書簡(ミニレター)あたりが廃止されそうなのでは…という気がしますが、どうでしょうか。


 ちなみに、いまは「官製はがき」と言わずに「郵政はがき」と言うらしいですが、「国電」→「E電」並みに浸透してないですね。。。
author by よんなん
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