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ぐうたらして終わる週末

 仕事に復帰して最初の週末が終わりました。

「またこうして『あっという間に終わる週末と、月曜からの仕事』の繰り返しなのか」

と暗澹たる気分の月曜です。


 土曜の午前は妻と手分けして妻は来年4月入園を申し込む予定の保育園の説明会へ出かけ、私は娘を抱っこしてマンションの管理組合理事会に出席でした。

 娘は大人が集まって難しい話をする席で泣きわめくこともなく、その点は安堵したのですが、帰宅して昼食のしたくを済ませて一息つき、猛烈に昼寝がしたいなぁ……という気持ちをおして、(保育園から帰ってきた妻と娘の番を交代して)スーツに着替えてまた出かけます。

 夕方から都内のホテルで中学・高校の同級生の結婚披露宴に出て、19時くらいに終わったのですが、有志の2次会に出てしまいました。……いま思えば、猛烈に昼寝したいほど疲れていたのを外出してきたのにこれがいけなかった。


 日曜日はほとんど起き上がれず、妻の「ゆっくり休んでいていい」という優しい言葉に甘えてぐうたら過ごしました。


 そして月曜の朝起きてみたらどうでしょうか。

 週末に使った食器は台所のシンクに積み上がり、片付けるはずだった食卓は私のモノで散らかったままです。……それに月曜の朝は燃えるゴミの日です。

 日曜日の自分は何をしていたのか、とイライラしながら(食洗器に入らない)鍋やフライパンを洗い、捨てるものを捨て、後回しにするものを後回しにします。


 この後回しにした事柄(主に片づけ)はいつに後回しするのか、といえば次の週末であって、また次の週末をぐうたら過ごしてどんどん積みあがっていったのが育児休職をするまでの自分でした。

 一方、日曜に体を休めたから月曜の朝から食器洗いや片づけやゴミ捨てをフル回転できた、とも言えますが、食器を洗えばガシャガシャと音がします。……ふすま1枚しか隔てていない隣の部屋で乳飲み子とワンオペ育児に疲れ果てた妻がまだ寝ているのです。日曜日に済ませればよい話です。


 週末にぐうたらしてしまうのは、なにも飲み会があった後だけではないので、原因を見つけて何か対策を打たなければ、これから娘の育児もより一層手がかかるようになるのにこのままでは生活が破綻してしまいそうです。
author by よんなん
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