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21年半ぶりの札沼線

 札沼線の浦臼以遠を1日1往復にする、と報じられました。

 「あすにも廃止になりそうなローカル線」は岩泉線(→2014年廃止)も札沼線も木次線や芸備線もどこも1日3往復ですが、さらにその上を行く削減ぶりです。

 実際に廃止になるのはもう少し先なのでしょうけれども、いまのうちに履修しておくことにして、札幌6:40発の学園都市線に乗りました。

 石狩当別までの学園都市線が6両編成だったのに対し、新十津川ゆきは1両。

 1本あとの石狩当別ゆきが着くと車内は通勤通学客でかなり混みあいましたが、1駅先の北海道医療大学前でごっそり降りてしまい、残った高校生も石狩月形で降りてゆき、見るからに鉄道愛好家という風貌の(私を含めて)6人だけが残りました。

DSC03268.JPG 石狩月形駅は扱う乗車券類もかなり絞られ、有人駅なのに開くドアは運転士うしろの1か所だけで、営業上はほぼ簡易委託駅のようなあんばいです。……ただし、石狩月形駅・新十津川駅間はスタフ閉そく式なので、運転取扱係員はこれからも残ることになります。

 乗客はマニア以外皆無かと思いきや、鶴沼駅でトレッキングの格好をした中高年女性3人組が、南下徳富で老婦が1人乗って新十津川です。

 ……その新十津川駅には保育園児が列車を見に来ていて、ふぅん保育園のお散歩かなぁと思いつつ列車を降りると、園児が1人駆け寄ってきてポストカードに塗り絵をしたものを手渡してくれました。

DSC03307.JPG 駅の目の前にある空知中央病院の保育所が、この9:28着と折り返し9:41発を見送りに来ているのだとか。

 新十津川町役場の非常勤職員で地域おこし担当の方も同伴でした。

 こういうのに接しちゃうと、また来たいと思うようになりますね……。

 折り返し列車は乗客ゼロで発車してゆき、駅前からタクシーに乗っていた1人以外はバスで滝川へ向かうのかな…と思いつつ新十津川役場10:10発の滝川駅方面へのバスに乗ったら、それっぽい人が自分しかいなくて、ほかの人たちはどこへ行ったのか気になります……。
author by よんなん
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