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丸ノ内線02系電車の更新車

DSC00997.jpg 丸ノ内線の02系電車のリニューアルが進んでいます。(東京メトロのプレスリリース

 プレスリリースでは、タイトルが「丸ノ内線車両に懐かしのサインウェーブが復活いたします」とあるように外観を強調しており、ふーん、どうせホームドアでほとんど見えないのに……と、大して期待していなかったんです。

 ところが、実際に丸ノ内線に乗ってリニューアル車がやってきたとき、車内に入ったとたん、うおおおおおおお!!!! と心躍るものがありました。


 淡いピンク色の壁!!

 緑一色の床!!!(よく見ると微妙に模様が入ってますが)

 なつかしいいいいいいいい!!!!!!

 特に緑色の床!! これ! これだよ!!

#参考→Wikipedia「営団300形車内


 プレスリリースでは

>【内 装 変 更】 開業時より運用された300形を意識した薄いサーモンピンク系統にいたします。

とだけ書いてあって、床の色までは言及がなかったんですけれども。

DSC00998.jpg 営団地下鉄の電車は千代田線の6000系以降、ほとんどの形式で床を2色に塗り分けてきたのが特徴でした。

 ちょうど、座席に座って足を下ろすあたりで塗り分けられているので、乗客が足を投げ出して座らないように、車内マナー向上を微妙に意識させる意図があったデザインだったと思います。(推測)

 これが、調べてみると08系電車あたりから床が一色に戻ったんですねー。

 半蔵門線では08系にあんまり当たらないので意識することはありませんでしたが。。


 これで、使わない乗務員室は運転台部分を残してたためる構造になっていたら、もう言うことないんですけどね!!

 現在の丸ノ内線はワンマン運転なので、中間に乗務員室がない02系でも最後部の乗務員室は無人ですから。

 昔の電車って、客室側から乗務員室に向かって中央の扉がそのまま運転席の扉となって運転席をふさぎ、右側の壁が実はまるごと扉状になっていて車掌機器や乗務員室ドアをふさぐ、など、このあたりがとっても巧妙に設計されていて、小学生ながら興味津々に眺めていたものですが……。


 とはいえ中間運転台ならともかく、折り返しのたびに前後の乗務員室を折りたたんだり組み立てたりしていたのでは、作業時間のムダもいいところ、という現実がありますね。
author by よんなん
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