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地震三日目 先行きの不安

 休職中の身なので、職場へ行けば「業務に従事すること」ほぼイコール「被災地支援・復興支援」というダイレクトな職業でありながら世の中の役に立つことができません。

 服薬中なので、献血に行っても断られます。

 とりあえず、募金だけはできる、というわけでポイントでの寄付を受け付けていたTカードのサイトでTポイントを全部寄付しました。それだけです。


 あとは、不要不急の外出を控えて「自宅警備」しかすることがありません。


 報道を通じて刻々と伝わってくる、被災地の状況、被災地にある事業所の被害状況を見ると、不安にならずにいられません。

 この会社、大丈夫?

 勤務先には大きな収益事業が2つあって、中越地震ではその一つが3か月止まりましたが、そのときは持ちこたえました。

 今回、ほんの一瞬流れて、ほかの被害報道に埋もれてしまいましたが、収益事業の柱(←まさに「柱」)が中越地震以上に大きく被害を受けているようです。

 そこまでいっても「解雇」という言葉を連想しないだけ恵まれている会社でありますが、それでも「一時帰休」という単語は現実的に頭に浮かびます。


 業務に従事していれば、そんな不安なんか抱いている余裕もなく働けるのかもしれませんけれども、症状も比較的落ち着いて徐々にリハビリのまねごとができるレベルでポケーッとしていると、そんなことばっかり考えてしまいます。


 別の仕事を探せるように心積もりをしておいたほうがいいのではあるまいか。


 元気だった頃の自分を知る方からは、「高橋さんらしくないです」「前向きにがんばりましょう」というメッセージが届きます。


 ごめんなさい、いまの自分は当時の自分とまるで別人です。

 いまは世間の足を引っ張らないようにするのが精いっぱいです。
author by よんなん
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