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地震三日目 実は千葉県も被災地

IMGP2494.jpg きのうの朝刊では休みだった地域面が、きょうの朝刊に掲載されました。

浦安の医院 泥に埋まる
 東京湾を埋め立てて造成された浦安市の中町、新町地区では、地面の液状化による被害が相次いだ。
 同市美浜の産婦人科医院では、泥水が入り口のガラスを割って流れ込み、1階診療室の医療機器などは厚さ20センチ以上の泥で埋まった。女性看護師(57)は「患者さんを連れて外に逃げることで精いっぱい。機器を2階に上げる余裕もなかった」。

 ありゃ、実家のすぐ近くの産婦人科院じゃないですか。

 もしかして、実家も??

 きのう母親からの電話を「あーはいはい」と聞き流して切ってしまいましたが、泥をかき出しに帰らなくてはいけないのでは??

 それに、実家の診療所は、更新時期が来ている機器をどうにかこうにか使い続けて診療を続けているはずで、この産婦人科院と同じような被害なら跡継ぎを確保して機器を更新するか診療所をたたむか、という話に直結してしまいます。

 話題に触れなかったのは、心配させないためだったのでは?


 ……5分くらい思案して、googleマップのストリートビューで産婦人科院を見てみました。

 やっぱり。

 この産婦人科院だけ、あの界隈で(なぜか)地面を掘る形で「半地下」にあたるような場所に1階があります。

 地面が液状化すれば、泥が流れ込んでくるのは当たり前です。


 あの界隈は、道路・歩道から階段を数段上がるようにして玄関がある診療所や薬局がほとんどで、実家もそうです。

 幼い頃から、どうしてそういう構造なのかずっと不思議でしたが、やっと分かりました。

 「建物は、専門家の人に診てもらうまで分からないが、さしあたって被害はない」という母親の言葉を信じることにします。
author by よんなん
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