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心字池

IMGP2228.jpg 所用で都心へ出て日比谷公園を歩いていると、見覚えのある文字が書かれている看板を目にしました。

心字池

 ここは日比谷公園ができる前は濠でした。
 その面影を残すために公園造成時に池としたもので、全体を上から眺めると「心」の字をくずした形をしています。
 このような池を心字池といい、禅宗の影響を受けた鎌倉、室町時代の庭に見られる日本庭園の伝統的な手法のひとつです。


 心字池といえば、東京大学キャンパスツアーで「三四郎池の正式名」として紹介されていた名前です。
(正確には「育徳園心字池」)

 てっきり、本郷キャンパスの前身、前田屋敷独特の池だと思っていたら、同じものが日比谷公園にあって、しかも鎌倉・室町時代の庭に複数見られるとあっては、なぁんだ、という気分になってしまったのでした。

 それだけです。
author by よんなん
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