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在来線特急のグリーン車

IMGP1850.jpg きのう、飲み会があって上野へ出るのに、新前橋から赤羽まで特急「草津白根」(全車指定)のグリーン車を使いました。

 な、なんだって、特急のグリーン車なんて生意気な……と言われそうですが、そうでもありません。


 まず、JR東日本の特急の普通車指定席とグリーン席の料金は、簡単に書くとこんな感じです。

・普通車指定席=510円(通常期)、310円(閑散期)、710円(繁忙期)
・グリーン席=100キロまで1000円(指定料金込み、通年同額)

厳密に言うと違うんですけど、実用上は、自由席料金(100キロまで900円)に上記額をプラス、と理解しておいて差し支えないです。


 そして、「草津白根」には自由席がありません。

 よって、
・普通車指定席に1410円で座るか、
・グリーン車に1900円で座るか。
のどちらか、ということになります。……グリーン車といったって、490円の差でしかないのです。


 また、この1本あとの普通列車だけで上野へ向かうと、2時間4分。
(1本前だと、高崎で結局同じ列車に乗り継ぐことになって、2時間20分!)

 特急「草津白根」の新前橋〜赤羽の所要時間は1時間19分。
 赤羽で降りると2分後の上野行き普通列車が来て、上野までちょうど1時間30分。

 新前橋で1本前の普通列車で高崎へ出ておいて新幹線で上野へ出ると、1時間9分。
 新幹線の自由席特急料金は2200円です。


 所要21分の差をどうとらえるかは、人それぞれでしょう。

 でも、少なくとも高崎から上野まで2200円で新幹線に乗る人に「生意気だ」とは言いませんよね?

 新幹線代を使ったと思って1900円の特急グリーン車を選ぶのは、なかなか悪い話じゃないと思いませんか?


 あ、特急を上野ではなく赤羽で降りるのは、ちょうど赤羽駅の先に100キロの境界があって、1900円の料金が3300円に跳ね上がるからです。(^^;)

 新幹線の自由席が2200円のところを、3300円で在来線特急のグリーン車に乗ったら、それは歳相応でないと思われて当然でしょうけれど。
author by よんなん
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