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ポットが部屋にやってきた

 浦安の家で、台所に鎮座していたはずの電気ポットが姿を消していました。

 鉄瓶のいいのを手に入れたからポットは使わなくなった、とは父の弁。

 かわりに置いてあったのは魔法びんタイプのポット(ジャー)。
 母によると、お茶を入れるときなどは、むしろ朝いったん沸かしてジャーに入れておいたのがちょうどいいあんばいの温度になっているのだとか。


 …で、それまで活躍していた電気ポットは物置で眠っていたので、引き取ってきました。


 これまでは、部屋にキッチンがないのでその都度沸かすという芸当ができず、コーヒーを飲むときなどは水を電子レンジで温めていました。

 温泉たまごを作るときなど、沸騰した湯が必要なときは洗面所の電気コンロにヤカンを持ち込んでは、湯が沸くまで見張っていなければなりませんでしたから、なかなか面倒だったのです。

 本来なら、一人暮らしだと電気ポットは電気代のムダなんですけど、幸い、今の寮は光熱費が定額です。


 このご時世、電気代うんぬんより電気そのもののムダ、というのには、すこし良心の呵責にさいなまれる部分はあるものの、、、とりあえずは使ってみることにしました。



 相変わらず散らかり放題の私の部屋では置き場所に困るのですけど、ひとまずは、物置と化しているコタツの上に散乱するものをどかして仮の置き場所に。

 心配だったブレーカー(15Aしかない)ですが、保温にしておくあいだはエアコンと併用しても問題ないことが判明。


 電気ポットは、単に湯を沸かす以外にも調理などに活用できるようなので、いろいろ調べてやってみようと思います。
author by よんなん
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