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「ひらめき」をメモする「努力」

 今日も、他人のふんどしで相撲を取ります。

 知人とメールしていて、夜型の知人から「寝る直前にあれこれ思い出して、結局夜更かしになる」という話があって、朝型の私は「確かに思いつくけどそのまま寝て、翌朝には忘れている」という返事をしたのです。

 一時期は、枕もとにメモ用紙を置いておいて、本当に寝てしまう前に書き留めておいたのですけど、続きませんでしたね。


 本当に寝る瞬間に何かひらめいて、結局翌朝には忘れてしまう、というのには知人も同意してくれたようで、「そこで常にメモ、とかいう人が成功するんだろう」という話になりました。

 そこで知人から出たのが「1%の才能と99%の努力」という言葉。


 エジソンの有名な言葉なのはいうまでもなく。

 …でも、一瞬、あっ、と思ったんですよ。

 「努力」って聞くと、実験に取り組んだり失敗したりそんな過程のほうを思い浮かべるのですけれど、実は、ひらめきを残しておくことも、すでに「努力」のうちなんだな、と。
Wikipediaによれば、エジソン自身もメモを欠かさなかったとか)

 うとうとし始めているというのに、メモ用紙を取り出して書き留めていると目が冴えてしまい、寝に入るには再びそこからスタートです。

 明日も早く起きたいしなぁ、と、手を動かさずにそのまま寝に落ちるのが私です。

 「メモ魔」と呼ばれるような人は、そこで(体を起き上がらせなくても)いったん起きてメモをするんでしょうね。


 それ以前に、研修中で相部屋だったり、高崎の寮でも風呂が共用だったり、浦安の家ではそこら辺に家族がいたりすると、私がひらめいた中身なんて(恥ずかしい内容なので)見られたくない、と、そっちの方も気にしてしまうのですけれど。
author by よんなん
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