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卒業の色紙

IMGP3366.jpg 部屋を片付けていたら、大学院を出るときにキャンパスツアーガイドの後輩や大学広報課の職員さんが寄せ書きしてくれた色紙が出てきました。

 もらってすぐ額に入れたはよかったものの、どうやって壁に掛けるんだようと思って床に立てかけたまま、手前にダンボールを積み上げて封印してしまっていたものです。

 その後、実はこの寮は壁に穴をあけ放題だと分かったので、さっそく金具を壁にグリグリ押し込み、引っ掛けておくことにしました。

 「高橋さんへ」の「橋」の字が間違っている(「口」がひとつ足りない)のはご愛嬌…じゃなくて、小学3年で習う漢字をこんなふうに間違えるなんてお前らそれでも早大生かという気はするものの、びっしりと文字で埋まっているのは嬉しいものです。
(表に書ききれなくて裏にも書いてある)

 当時は院の2年生で、同期はみんな学部で卒業してしまって他の現役ガイドは全員後輩で、お互いにタメ口をきける人がいないという、学生生活の終わりにしては微妙な立場だったんですけど。

 読み返してみると

「怖い印象があった」
「とにかく、こわ〜い先輩でした」
「色々といぢめられました」
「また『誰だっけ?』と言われそう」

我ながらひどい先輩であります。
(だから定例のOBOG会以外の集まりで呼ばれたためしがないんですね)

 中には当時の私に

「堂々とした歩き方が好きです」
「物事をスパッと分析できるところにあこがれます」
「この人はかげでがんばる人なんだって感心していました」
「高橋さんのほっぺが好きでした」(←!?)

などと書いてくれている人がいて、そっかー、3年前の自分はそうだったのかー、今の自分よこれでいいのか、みたいなことも思ったりするわけです。

 このところ、学生時代の同期や勤務先で同期入社の人が、辞めたいと言っていたり実際に辞めたりしていて、複雑な心境だったりするのですけど、

「好きなことを仕事にできる高橋さんはホント幸せだと思います」とか
「これからも○○(←勤務先の商品)とともに頑張ってください」とか
「自分の興味あることを仕事にするのが一番なのだなぁと思いました」とか

なんてことが書いてあったりすると、僕はもう少し続けてみようかな、という気になったりもするわけです。

 何が言いたいんだ、っていうと特にないんですけど、久々に懐かしいものを発掘しましたので。

 こういうことを書いてくれる後輩たちがいて幸せでした。はい、すみません、自慢です。
author by よんなん
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