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高速の渋滞は左車線が速かったのは平成まで

 きのう、群馬県へのドライブの帰り、例によって関越道で15kmほどの渋滞を抜けました。

 ずいぶん前にテレビで「高速道路の渋滞は左側の車線が一番速い」とやっているのを見て、そのセオリーに沿って左車線をちんたら走っていました。

 私たち家族の後ろにも高速バスがくっついて、やっぱりプロも左車線が速いことを知っているのだなと思っていたら、その高速バスが中央車線に車線変更して先へ行ってしまうではありませんか。

 旧ツアーバスブランドの高速バスだったので、そんなもんかと構えていたら、こんどは鉄道会社系列の高速バスも中央車線を走って先へ行ってしまいました。

 左車線にいればいつか追いつくだろうと思っていましたが、大泉までこの2台のバスに追いつくことはありませんでした。

 どうやら「渋滞では左車線が一番速い」とは限らないようです。

 そんなことをTwitterでつぶやいたら、リプライでネットニュースの記事を教えてもらいました。

定説「渋滞は追越車線から」に異変!? 高速道路の渋滞は右車線と左車線のどちらが速い?(ベストカーWeb)

 ライター個人の身の回りではそうだという話でしかないことや、文字数(原稿料やページビュー)稼ぎなのか過去の話が延々と書いてあったり、決して良記事とは言えませんが、要は「左車線が速い」ことが浸透して一定数のクルマが左車線に分散するようになり、令和の世では「どの車線にいてもほとんど同じ」になった、ということが書いてありました。


 しかし「どの車線にいても同じ」なのでは、きのう高速バスが2台とも中央車線から私たちを追い抜いて見えなくなってしまった説明がつきません。

 これは私の推測ですが「どの車線にいても同じ」なのではなく

「どの車線が速いかは、言わば『時の運』であって、高速バスのような運転席の視点が高い大型車は、先のほうでどの車線のクルマがより進んでいるかが分かる(見える)ので、その都度一番速い車線を判断して選んでいる」

のではないかと考えます。


 もしそうだとするなら、次に渋滞に遭遇したら「大型車の後ろについていく」のがよいことになります。

 単に大型車といっても、時刻が決まっている路線バスもあれば、遅れてもその日のうちに帰れればよい貸切バスもあるでしょうし、トラックだって怖い荷主が時間を決めて待っているトラックもあれば急がない回送車だってあるでしょう。

 素人には速い車線を選ぶ動機がある大型車を見分けるのが難しいですが、少なくとも高速路線バスを見かけたら、時刻が決まっていて渋滞といえども遅れを最小限にとどめる動機が間違いなくあるので、それについていけばいいと思います。どんなものでしょうか。
author by よんなん
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