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自分で筆記具を買うのなら

 職場でどんな文具を(会社の経費で)買い揃えるのかは、勤務先では職場ごとに担当者や決裁者によって左右されます。

 自分が前々職で庶務担当をしていた頃は、予算もありましたし、業務で使うものは最低限揃えるようにしていました。あくまで最低限で、たとえばボールペンは油性のキャップ付き1種類を黒・赤・青の3色揃えるのみで、それ以上にフリクションとかジェットストリームとかサラサとかハイテックとかドクターグリップとかアルファゲルとかあれやこれや好みやこだわりがある方はさすがに面倒を見られないのでご自身で買ってください、というスタンスでした。

 いまはもっぱらフリクション愛好家のくせに何を言っておるのかですが、庶務担当は消せるペンNGの手書き書類を作る機会が多かったという事情もありました。

 一方で、色鉛筆は朱色と藍色のほかに消しゴムで消せるユニアーテレーズカラーを12色揃えてましたよ。


 さいたま市内の職場(前職)に移ると、こんどは揃える側ではなく使う側になりましたが、職場で用意してもらえるもので何とかしていました。

 ……とはいえ、フリクションボールペンの0.38mm替芯やフリクションの蛍光ペンを用意してくれていたのは大変ありがたかったです。


 前職の在職中に部署の統合があり、文具類の消耗品はすべて個人で用意するというスタンスの決裁者に代わりました。……聞けば、統合相手の部署でみなさんは筆記具をご自身で用意されていたのだとか。

 庶務を経験して会社がどれだけの掛け率(割引率)で文具を調達できるのか知っている身には、会社が買えば数十円のボールペンを社員に小売店で100円で買わせてコストカットだのとのたまう点に思うところはいろいろあります。

 とはいえ、100円のペンを買うのに事欠くような暮らしではないのも事実なので、つべこべ言わずに自分で買うことにしました。


 むしろ、自分で買うのなら好きなものを買えばよいのです。

 フリクションの替え芯はそれまで青・赤・黒の3色を職場で用意してくれていましたが、自分で買うんだったら青でなくブルーブラック、赤ではなくワインレッドです。

 蛍光ペンも、文字の上に塗って目立たせる用途に使っていたというよりは、サインペンのように文字を書いたり、書類のチェックをするときに点を打つのに使っていましたから、フリクションカラーズ(フリクションのサインペン)をパステルカラーで買いそろえました。

 そうしたら筆入れは100円ショップの小さいものを使っていたのがあっという間にパンパンです。……学生時代に東急ハンズで買って使っていたようなサイズが大きいものを引っ張り出さないといけません。


 そうこうしているうちに千葉への転勤があってさいたまから赴任してみると、こんどは職場で用意してある筆記具の豊富なこと!

 フリクションの蛍光ペンはもちろん、フリクションの替え芯は赤・青・黒のほかに緑まであります。齋藤孝さんの赤・青・緑の3色ボールペンを実践している方が庶務担当や決裁者にいらっしゃるのでしょうか。

 しかし、一度ブルーブラックで慣れてしまうと、青でメモを取るとほんの気持ち程度ですけどまぶしくて見づらいです。


 引き続き自分で好きな色の替え芯を買うか、せっかく会社で用意してくれているのですからそれを活用するか、ぜいたくなんでしょうけれどやや悩ましいです。
author by よんなん
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