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京成で出勤

DSC05675.JPG 京成の菅野駅から徒歩10分ほどの東京歯科大病院で検査を受けることになり、朝8時半に検体を持参することになりました。

 検体の提出と会計だけなので、そのまま出勤すれば10時半には職場に着けそうです。……フレックスタイム制の現職場は、こういう用件で休暇を取らなくても済むのはありがたいことです。

 さて、不動産屋が「3駅利用可」と書く我が家の立地では京成中山駅も徒歩圏内ですが、通勤に使ったことはありませんでした。


 家を出るのが少し遅れて京成中山駅から乗った電車は8:25発になり、通勤ラッシュの最混雑する時間は過ぎたころあいとはいえ、車内には空席まであったのにびっくりです。

 ……この時間の総武線は、下総中山場面では(錦糸町を過ぎたころのぎゅうぎゅう詰め度合いに比べれば)すいていても空席はさすがにありません。

 いくら上野まで延々停まる各駅停車とはいえ、混雑する通勤電車ランキングで常に上位の総武線に並行する電車が座れるほどすいているとはにわかに信じられませんでした。


 病院の用件を済ませて菅野駅に戻り、乗った上野行きは9:00発で、この時間になってしまうともうガラガラもいいところです。……さすがに市川真間駅で追い抜かれた快速特急は立って乗っている人がいましたが、車内はずいぶんゆとりがあるように見えました。

 京成八幡駅から上野寄りはあまり緩急接続が考慮されたダイヤになっていないようで、菅野駅から乗った各駅停車から速達列車に乗り換えられたのは、もう日暮里駅まで残り3駅の千住大橋駅でした。(快速に乗り換えても2駅通過するだけ)

 京成八幡駅から特急に乗れば3つ目が日暮里駅なのに、菅野駅は京成八幡駅のひとつ上野寄りで、途中で乗り換えられる速達列車もなくほぼ各駅停車で13駅を延々乗っていかなければいけない点では残念な駅ではありますが、通勤ラッシュのすごい混雑とはまったく無縁で、意外と穴場なのではなかろうか……という気がしました。

 「穴場」といったって菅野駅から日暮里駅まで各駅停車で39分もかかります。

 「山手線の駅から千葉方面の各駅停車に乗って39分」といったら秋葉原からの総武線で幕張本郷まで行けてしまう時間です。所要時間の面でいえば津田沼よりも先と変わらないわけで、毎日の通勤で使うにはそういう覚悟もいりそうです。

 それにしても、京成八幡駅の時刻表を見ると、一番本数が多い7時台でも都心へ向かういわゆる“有効列車”は9本しかありません。
(各駅停車を入れると2倍の18本ありますが、各駅停車は所要時間がかかるうえに後続の特急にも追い抜かれるので、実用的に使える列車は9本しかないことになります)

 JR本八幡駅の時刻表は、7時台に24本も来るのと対照的です。……ぜんぶ各駅停車ですが、来た電車がすべて目的地まで一番早く着く“有効列車”ですし、総武線の各駅停車は停車駅の数・間隔が京成よりは少なく、それなりに速いのです。


 並行する路線でこれだけ特徴が違う、というのはこれまで調べたことがなかったです。

 勤務先から渡されている定期券はJR経由ですが、たまには片道330円を足して日暮里まで京成に乗ってみるのも楽しそうだと思いました。
author by よんなん
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