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旅行で一番楽しいのは計画

 9/19〜9/20に、アルペンルートへトロリーバスに乗りに行くことにしました。

 こんど妻が使っている部屋などをリフォームをするのに工務店の下見が平日(9/19)朝だったんです。……日勤職で平日の私用となると有給休暇を取るしかないのですが、10時には用事が終わってしまうので、じゃぁもう1日休暇を取って平日に出かけよう、と思い立ちました。


 もろもろに疲れていたので9/11(火)に休暇を取り、家でゆっくり過ごすことにしたのですが、もう次週にせまってきたのにまったく計画を立てていなかった……と、妻が朝食を済ませて研究室へ出かけたあと時刻表やバス会社などのWebサイトと首っ引きで計画を立てはじめると、気がついたら15時になっていました。


 アルペンルートの長野県側の入口は信濃大町駅なので、10時に用事が済んだら新宿駅12時発の特急「スーパーあずさ15号」に乗って松本駅で乗り継ぐと信濃大町駅に16:11着……その日は大町温泉郷に泊まるしかなさそうです。

 大町温泉郷の宿を探し、翌日に室堂へ行って引き返してくるプランを練ると、帰りの電車は信濃大町駅15:56発の大糸線〜松本17:18発の特急「あずさ30号」に乗れます。

 「あずさ30号」は千葉行きなので新宿駅を通り越して総武線までそのまま乗っていてよいのですが錦糸町20:26着、各駅停車に乗り換えて家に着くのは21時を過ぎてしまいそうです。

 仕方ないか……と思いつつ、大町温泉郷の旅館のアルペンルート往復券付プランと、アルペンルート公式サイトのWebきっぷとどちらがお値打ちか、などなどあれこれ調べてプランがおおよそ固まりました。


 この時点ですでに14時ごろになっていたのですが、ふと、長野駅から特急バスが出ていて新幹線と乗り継ぐことができる、というのを思い出し、帰りに新幹線を使うとどうなるか……と調べると、現地の滞在時間を30分のばせるうえに、東京駅に19:20に着いてしまうではありませんか。

……速い、速すぎる、、、


 そうしたら、行きも新幹線にしたらどうでしょうか。

 東京駅12:24発の「はくたか563号」で出発すると長野駅で14:05発の特急バスに乗り継げ、大町温泉郷には15:25には着いて、かなり早くチェックインできます。

 あれ、そうしたらその日のうちにもっと山の上まで行けるのでは……? と調べ直すと、その特急バスを扇沢まで乗れば16:00発のトロリーバスに乗れて、これが室堂までの最終接続便で、室堂に17:30に着いてしまいます。

 室堂は山のてっぺんなので大町温泉郷に比べてホテル代もべらぼーに高いのですが、次の日は帰ってくるだけでよいので、かなり行程に余裕ができます。


 午前中から14時ごろまであれこれ考えていたのは何だったのかと思いましたが、思い切って室堂にある1泊1人3万円(!)の「ホテル立山」を楽天トラベルから予約してしまいました。

 山小屋ならもう少しお値打ちなのですが、18時ごろに日没のところ17時半に駅に着くのではなかなかリスキーです。もちろん街灯なんかないので、山に慣れているわけではない我々には駅直結のホテルが無難でしょう。


 午前中から夕方近くまで、すっかり行程や泊まるところを調べるのに熱中してしまいましたが、旅行の楽しみって確かに計画を立てるときなんだなぁと思い出しました。

 最近は温泉に泊まるのが目的、みたいな、単純に行って帰ってくるだけの行程の旅行しかしていなくて、何時の新幹線に乗るか、くらいしか考える必要がなかったので、この日は貴重な平日の休暇を半日つぶしてはしまいましたが、久々に楽しみました。
author by よんなん
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