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入社後3年間の憂鬱

 『コーチングの技術』(菅原裕子著・講談社現代新書)にざっと目を通しました。

 この本のテーマからは少しずれますが、最後のほうにあった

「入社後三年間は重要な意味をもつ期間である。多くの新人たちは、この期間に仕事への期待と現実との落差を自覚する」(195ページ)

というくだりに、ああ、やっぱりそうなのか、と納得してしまったのです。


 ときおり、2年前、アナウンサー採用の最終選考まで進んだNHKにもし合格していて入局していたら、といまだに考えることがあります。(←あきらめの悪い奴)

 不祥事を発端とした渦中の企業になってしまい、悪い話ばかりが聞こえてきます。
 学生時代の先輩でNHKで働いていらっしゃる方からも愚痴の一つや二つくらいは耳にしたことがあり、それと合わせて、今の勤務先でよかったのかなぁ、と思うこともあります。

 一方、今の勤務先についても、他の企業に就職した学生時代の友人の話を聞いては「隣の花は赤いなぁ」程度に思うことがあります。


 上に引いた部分を目にして、ああ、別にどの企業に入ってもその点は同じなのかな、と思ったわけです。はい。それだけです。
author by よんなん
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