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ソニータイマーと、販売店の延長保証

NEC_0070.jpg 10月の青森駅でのこと。

 「あけぼの号」を降りて、写真撮るべぇ……とバッグからデジカメを取り出したそのとき、

ペキッ

とデジカメの外枠(プラスチック製)が割れてしまいました。(写真右端)

(撮影そのものはできるので、立ち寄った郵便局で拝借したセロハンテープで仮止めして、とりあえず旅行中はそのまま使用)


 2年前に先代のデジカメを落として壊してしまったので、それに懲りて耐衝撃機種(これ)を買ったのに、落とすどころか純正ストラップで提げた部分が割れるなんて!!


 ふっふっふ、そのときのためにヤマダ電機の延長保証に入っていたのだよ……と、旅行から戻ったのちヤマダ電機2軒をハシゴすると(2軒ハシゴする羽目になった理由は後述)、結果として

・メーカーに見積もりを出して、返ってきた症状に「ひび」等の単語が入っているとヤマダ電機では「破損」扱いになって、延長保証の対象外になる

ということになりました。


 大きいチェーン店だからか、店頭では「なるべくお客さまが有利なように」と、伝票に「外枠『故障』」という言い回しで記入してくれても、返答をくれるのはそんな事情も知らないコールセンターのおねいさんが、単にソニーから戻ってきた書類の「ひび」という単語を見てしゃべるだけなので、どうしようもありません。


 実は、自宅近所のヤマダ電機へ持って行った際、「延長保証対象外の場合、見積もり手数料1500円が必要、『破損』かどうかはメーカー判断」などとふざけたことを言われたので、出さずに一旦持ち帰って秋葉原のソニーサービスステーションで「これは破損なのか」と見てもらっていました。

 「この程度は『ひび』であって『破損』ではない、『破損』は明らかに壊れたものを言っている、(今回は量販店で購入したので話は別だが)ソニーストア購入品なら3年保証でカバーできる」

ということだったので、秋葉原のヤマダ電機へ持ち込んだのでありました。


 秋葉原のヤマダ電機では「見積もり手数料」などとは言われず、わけを聞くと、一定の取引があるメーカーとはそういう契約になっているのだとか。……地元のヤマダ電機は不案内ですな。。。


 ともあれ結果は上記の通りで、ソニーは「ひびは破損じゃない」と言っても、ヤマダ(のコールセンター)は「『ひび』という単語が入っていれば『破損』」と言うわけです。

 ヤマダも、店頭ではわきまえているのか、結果的にこうなることが分かっていての応対なのかどうか分かりませんけれども、破損を想起させる単語を使わずに伝票を作ってくれているわけです。

 ……ここはソニーさんに、量販店の実態を鑑みて言い回しを工夫してほしいような。。。


 で、結局どうしたかというと、ヤマダのコールセンターのおねいさんに「メーカーが『耐衝撃機種』とうたっている品を『純正ストラップで』提げていて、ひびが入ること自体おかしい」という想いを伝えました。

 すると、ソニーから電話がかかってきて「無料でやらせていただきます」ということで落着しました。


 察するに、ヤマダ電機は結局折れることなく、仕入れ力をタテにしてソニーが泣いたのではないかと思います。

 ……にしても、秋葉原のソフマップ中古品売り場なら同等品が買えそうな修理代(13k〜16k円くらい)がかかっていたとはいえ、面倒なやりとりにはほとほと懲りました。。。


 メーカーの直販サイトなら、量販店と違って延長保証はメーカー保証とまったく同一なのでその点は安心でき、(それ以前に壊れてもらっちゃ困るんですが)次回購入の際は本体価格とは別に考慮の余地がありそうです。
author by よんなん
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