<< 家計簿を変えてみました | TOP | のれんにしました。 >>

「貸株」始めました

 株式投資ってのは特に意識してやっているつもりはないんですけれども、勤務先には「社員持株会」というのがあります。

 基本給のいくらかを天引きして毎月一定額(←重要)の勤務先の株式を買う+会社から若干の奨励金をもらうことができます。

 入社以来、その社員持株会を通じて着々と資産として形成した勤務先の株式が、ある程度まとまって(10単元)私名義になっています。

 それだけで、配当金が毎年それなりにもらえますし、株主優待券も友人にあげれば喜ばれる+勤務先の商品で遊んでくれるきっかけになるので、じゅうぶん満足していたんですけども、世には「貸株」なるサービスがあると知りました。

 「ほふり」の金庫(というかサーバー?)に私名義でしまってあるだけの株式を、証券会社に貸し出してプロに運用してもらい、その運用益(の一部)をもらう、というサービスのようです。

 注意点は、

1)証券会社に「無担保」で貸し出すので、証券会社が破綻すると吹っ飛んでしまう
2)貸出中は株主の名義が変わるので、権利確定日には一旦返してもらわないと株主優待券がもらえなくなる(配当金相当額は証券会社からもらえる)
3)同じく貸出中は名義が変わるので、長期保有株主に何らかの優待特典がある場合は受け取れなくなる

この3点です。(私が把握している限りでは)


 まず1)は、証券会社を3つに分けて3単元ずつ貸し出すことにしました。3社同時に破綻する可能性だってゼロとは言い切れませんが、1社にまとめておくよりリスクは低くなります。

 ……特定口座だと(おそらく譲渡益の計算等々の都合で)1銘柄を複数の証券会社に分けて移管できないのですが、私の場合、幸か不幸か、特定口座を何年も放ったらかしだったからか、いつの間にか一般口座になってました。

 一般口座はいつの日か売却したときに譲渡益(損)を自分で確定申告して税金を払わなきゃいけません。(特定口座は証券会社が全部やってくれる)

 しかし、一銘柄(勤務先)しか持っていない+日々売買を繰り返しているわけではないので、たまに株を売るときくらいはむしろ自分で税金を計算したほうが、意識して税金を払えるのかなと思う……ことにします。


 で、口座を開いたのは「SBI証券」「マネックス証券」「カブドットコム証券」の3社です。……実はSBI証券は「イートレード証券」時代に一度口座を開いたまま使ったことがなくて、口座開設時の書類やらがどこかへ行ってしまって再発行と相成りました。

#入社当時は株式が「紙」で、持株会から株を引き出すと現物が郵送されてきた→その紙の株をタンス株にするか証券会社に預け直すかは勝手だったので適当に口座を作ったけど、一度も引き出さないうちに電子化されてしまった次第。

 意外にも、こうしたネット証券の電話窓口(コールセンター)の営業時間が平日昼だけだったりして、何事もなければインターネット上で24時間受け付けてもらえるけれど、何かあったときには平日の月〜金勤務のサラリーマンには面倒と思い知りました。。。

 あとは、勤務先の持株会から引き出してあった野村證券の口座から移管するだけです。……「ほふり」を使った移管手続きの書式はすべて紙ベースなのですが、「野村ネット&コール」利用者は他証券会社への移管(出庫)手数料が無料です。

 同じ野村證券の利用者が同じ紙ベースで手続きをするのにこの差は何? と思わないでもなかったものの、とにかく無料はありがたいです。


 次に、2)は、各証券会社が「株主優待自動取得」サービスを提供していて、要は3月末の権利確定日だけ自動的に返してくれる、という仕組みを使います。


 で、3)ですが、勤務先の株主優待にはこのようなものがないものの、同業他社の近年の動向を見てみると、関西に拠点がある同業他社が1単元でも3年以上継続保有していると株主優待券を何枚か余計にくれる、ということを今年始めました。

 勤務先が株主優待制度を今後どうするのか(残念ながら)知る立場になく、ある年いきなり「やりまーす」などと言われると思いっきり損をした気になりそうなので、10単元のうち1単元だけ野村證券に自分名義で残しておきました。


 さて、貸株をやってどのくらい運用益が入ってくるのかというと……各証券会社とも、年利0.1%です。現在の株価水準ならば年数千円というレベルです。
(野村證券に1単元残して貸し出さずに逸失する見込みの収入は年数百円、という水準)

 「ただ放っておくよりはマシ」程度の収入と、証券会社の破綻リスク等々を天秤にかけるとどうなの、というと、人によって判断が分かれる運用法かもしれません。


 ……というかですね、それ以前に株式という資産を特定企業一社(しかも勤務先)のものしか持ってない、というのが一番危険なんですけども。
(仮に勤務先を破綻させちゃうと、株式が紙切れになるのはもちろん、仕事=日々の収入すら失う可能性がある)
author by よんなん
- | trackbacks (0)

Trackbacks

Trackback URL :

  1. 無料アクセス解析