<< 日商簿記3級リベンジ! | TOP | ごはん日記 2011/6/12 >>

副都心線に乗る

IMGP3083.jpg 副都心線は何度か乗ったことがあるのですが、きょう乗って気づいたことをいくつか。

 まず、ホームドア設置にあたって07系を有楽町線・副都心線から東西線へ転配するなどしてドアの位置を揃えた、と聞いていたのですが、よく見るとホームゲートの大きさがまちまちです。(写真は西早稲田駅)

 Wikipediaによると、ドア位置の違う車両に対応するためホームドアの大きさには大中小の3種類があるのだとか。

 07系は変則的な座席配置ですから、おそらく、それでも合わなかったのでしょう。


IMGP3085.jpg それと、今日乗った7000系電車の後部運転台には、「土休日急行ATO未対応車」のシールが貼ってありましたよ。

 副都心線の急行は、去年3月のダイヤ改正から土休日のみ明治神宮前駅に停車するようになったのですが、ATO運転だと通過してしまうのでしょう。

 ……ということは、手動運転で停止位置を合わせるか、ATOではなくTASCを使っているか、、、でも、TASCで停車駅を認識できたらATOで問題なく運転できそうな気もします。

#「ATO」=「自動列車運転装置」=駅を自動的に出発して次駅まで運転する装置
#「TASC」=「定位置停止(支援)装置」=所定停止位置の一定距離手前からのブレーキ操作のみが自動操縦される装置

 乗る機会が多い丸ノ内線では、運転士が見習だとすべて手動で運転して停止位置をホームドアに合わせ、駅停車中のドア扱いなどのワンマン業務もすべて一人でやっていますから、おそらく副都心線の土休日の急行もワンマンの手動運転でやるのでしょう。

 まぁ、「未対応車」とわざわざシールが貼ってあるということは「対応車」もあるだろうことは想像がつくわけで、それなら、未対応車は急行に充当せず、土休日にダイヤが乱れたら急行運転を中止する、というやりかたも考えられますが。


 書泉グランデで売られている業界誌「運転協会誌」には、横浜市営地下鉄でも通常はホームドア+ATOワンマン運転のところを運転技能維持のために手動運転をする列車をあえて指定しているような話が以前載っていましたっけ。

 何らかの事情でATOやTASCが使えなくても、運転士は手動でホームドアに合わせて運転することは技能的に可能、というのが地下鉄業界では標準ということでしょうか。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

Trackbacks

Trackback URL :

  1. 無料アクセス解析