フォークリフト運転技能講習初日
2011.05.09 Monday | よんなん的免許 > その他
連続5日間の勤務はまだまだ無理ですが、2〜3日なら朝決まった時間に決まった場所へ出かけて簡単なタスクをこなす程度のことはできるようになりました。
去年の12月に自転車で船橋海浜公園へ行ったら途中に神戸製鋼系列のコベルコ教習所があるのを見つけ、フォークリフトと玉掛けくらいは取っておこうと思っていたので、ひとまずフォークリフトを申し込んでみましたよ。
入社して最初の職場では会社の手間と負担で教習を受けさせてもらえたのですが、本社採用の自分は対象外。「取りたければ自分で」と言われた怨念を晴らすときです。
フォークリフトは大型特殊免許を取ってから習いに行くと実技教習の大半が免除になって、1日の座学と半日の実技で費用は20000円です。
大型特殊を持っていない人は、座学1日+実技が3日間で39500円とほぼ2倍の値段ですから、「四輪実効フルビット」の面目躍如です。
座学は4日間コースの皆さんと共通で、31人中自分含めた3人はあとは金曜日に来るだけ、残り28人の皆さんはその間の3日間に実技教習を済ませます。……3日間の実習は4班に分かれるとのことなのでフォークリフト1台を7人で使う一方、我々は3人に1台をあてがわれる計算で、その面でもお得です。ふっふっふ。
さて、座学はフォークリフトの基礎知識・取り扱い・点検整備・力学・安全教育・法令。
大型特殊免許を取ったとき、ブレーキペダルが右左2つあって「どちらを踏んでも同じ」と教わったんですけど、右を踏むとブレーキだけ、左を踏むとブレーキとともにギアがニュートラルに切り替わるとは初めて知りました。
走行用のエンジンと、フォークなどの荷役装置を動かすエンジンが同じなので、「停止中に荷役装置をスムーズに動かしたい」ときは左側のブレーキを踏んで右足でアクセルをふかせばよい、という仕組みです。ほおお。
あくまで運転免許証としての大型特殊は「道路を走るため」の資格で、「装置を取り扱う資格」とは別なので、自動車教習所では「右も左も同じ」と教えても差し支えはないわけですね。
バッテリー式のフォークリフトの整備で、バッテリ液が減ったらキャップをあけて蒸留水を注入する、というのは最初の職場で整備していた機械でも同じことをやっていたので理解が早かったです。
電動のリーチフォークリフト(→Wikipedia)はフットブレーキではなく、モーターを逆回転させてブレーキをかけるのだそうで、先生が「モーターは逆回転させても壊れない、 電 車 も そ う だ 」と言ってたけど、本当なのかな……。。。
力学は、小学校の理科で習う動滑車から、大学の材料力学で習う応力・ひずみまでを一気に復習!
学部生の頃、弾性ひずみとか降伏点とかヤング率とかフックの法則とか応力集中とか言われてもチンプンカンプンでしたが、こうやって「フォークリフトの構造」から入っていくとすんなり理解できちゃいました。
技術士の勉強、もう一度してみようか……。
ところで、小学校……というか中学受験で習う動滑車って、動滑車にぶら下げた物を半分の力で持ち上げられる代わりにヒモを引き上げた長さの半分しか物が上がらない=クレーンに使われる原理、という程度にしか理解していませんでした。
が、動滑車の上下を逆さまにしてヒモの先端にフォークを取り付け、動滑車をシリンダで直接引き上げてやると、シリンダが動いた長さの2倍、フォークは上にスルスルスルッ……とあがっていくんですね! すげえ!
……というかですね、動滑車の原理を小学校で習っておきながら、それを20年以上も思いつかないというのは、技術者として発想が貧弱だということですよ、自分。。。
最後の筆記試験は簡単でしたが、それにしても8:50〜17:00まで昼休み45分で詰め込んだのは非常に疲れました。。。
復職したら、9:20から18:00までデスクでじっとしてなきゃいかんのですぞ。。
去年の12月に自転車で船橋海浜公園へ行ったら途中に神戸製鋼系列のコベルコ教習所があるのを見つけ、フォークリフトと玉掛けくらいは取っておこうと思っていたので、ひとまずフォークリフトを申し込んでみましたよ。
入社して最初の職場では会社の手間と負担で教習を受けさせてもらえたのですが、本社採用の自分は対象外。「取りたければ自分で」と言われた怨念を晴らすときです。
フォークリフトは大型特殊免許を取ってから習いに行くと実技教習の大半が免除になって、1日の座学と半日の実技で費用は20000円です。
大型特殊を持っていない人は、座学1日+実技が3日間で39500円とほぼ2倍の値段ですから、「四輪実効フルビット」の面目躍如です。
座学は4日間コースの皆さんと共通で、31人中自分含めた3人はあとは金曜日に来るだけ、残り28人の皆さんはその間の3日間に実技教習を済ませます。……3日間の実習は4班に分かれるとのことなのでフォークリフト1台を7人で使う一方、我々は3人に1台をあてがわれる計算で、その面でもお得です。ふっふっふ。
さて、座学はフォークリフトの基礎知識・取り扱い・点検整備・力学・安全教育・法令。
大型特殊免許を取ったとき、ブレーキペダルが右左2つあって「どちらを踏んでも同じ」と教わったんですけど、右を踏むとブレーキだけ、左を踏むとブレーキとともにギアがニュートラルに切り替わるとは初めて知りました。
走行用のエンジンと、フォークなどの荷役装置を動かすエンジンが同じなので、「停止中に荷役装置をスムーズに動かしたい」ときは左側のブレーキを踏んで右足でアクセルをふかせばよい、という仕組みです。ほおお。
あくまで運転免許証としての大型特殊は「道路を走るため」の資格で、「装置を取り扱う資格」とは別なので、自動車教習所では「右も左も同じ」と教えても差し支えはないわけですね。
バッテリー式のフォークリフトの整備で、バッテリ液が減ったらキャップをあけて蒸留水を注入する、というのは最初の職場で整備していた機械でも同じことをやっていたので理解が早かったです。
電動のリーチフォークリフト(→Wikipedia)はフットブレーキではなく、モーターを逆回転させてブレーキをかけるのだそうで、先生が「モーターは逆回転させても壊れない、 電 車 も そ う だ 」と言ってたけど、本当なのかな……。。。
力学は、小学校の理科で習う動滑車から、大学の材料力学で習う応力・ひずみまでを一気に復習!
学部生の頃、弾性ひずみとか降伏点とかヤング率とかフックの法則とか応力集中とか言われてもチンプンカンプンでしたが、こうやって「フォークリフトの構造」から入っていくとすんなり理解できちゃいました。
技術士の勉強、もう一度してみようか……。
ところで、小学校……というか中学受験で習う動滑車って、動滑車にぶら下げた物を半分の力で持ち上げられる代わりにヒモを引き上げた長さの半分しか物が上がらない=クレーンに使われる原理、という程度にしか理解していませんでした。
が、動滑車の上下を逆さまにしてヒモの先端にフォークを取り付け、動滑車をシリンダで直接引き上げてやると、シリンダが動いた長さの2倍、フォークは上にスルスルスルッ……とあがっていくんですね! すげえ!
……というかですね、動滑車の原理を小学校で習っておきながら、それを20年以上も思いつかないというのは、技術者として発想が貧弱だということですよ、自分。。。
最後の筆記試験は簡単でしたが、それにしても8:50〜17:00まで昼休み45分で詰め込んだのは非常に疲れました。。。
復職したら、9:20から18:00までデスクでじっとしてなきゃいかんのですぞ。。