長かったけど、そろそろ終わりだね
2009.07.23 Thursday | よんなん的免許 > 大型二種
きょうの大型二種の技能教習は「悪路の運転」でシミュレーター教習でした。
その前は「夜間の運転」で、夜間も見通しが悪いという点では悪路じゃねーんかい、よぉ? と指導員に(上州弁で)聞かれ、それもそうだなと思ったら、運転代行で二種免許を必須にしたときに「夜間の運転」を切り離して1コマ独立させたのだそうです。
(運転代行業は夜間の営業が主に想定されるので)
このシミュレータ、およそ1000万円だとか。
……そのわりには普通車の機能しかないうえ、体感装置は座席とハンドルが上下にブルブル振動するのと、(ブレーキが強く踏むと)シートベルトがギュッと締まるだけ、と、しょぼい代物ですが。。。
とはいえ、勤務先で訓練に使う特殊機器の操作シミュレータは、サマージャンボで1等前後賞が当たるとやっと1台買える値段(1等だけでは買えない)とかどうとか耳にしたので、あの機能と比べてはいけませんね。。。
教習項目6の「旅客輸送を想定した運転」がなかなかクリアできず(←それって私の本業的にどうなの!)、いつ卒業できるんだ、、、という気がしていましたが、指導員から表題のような言葉をいただき、どうにか見込みがつきそうです。
たいていの教習生は、1〜2ヶ月で卒業してゆくのだとか。
そういうこともあってか、シミュレーターで実際に運転したのは最後の15分で、あとは指導員のよもやま話でした。
平成19年の道路交通法改正で、それまでの大型自動車が中型に、特定大型が大型になって、鋭角やS字、方向変換、縦列駐車のコースを全部作り直してずいぶん苦労したそうです。
(外周の舗装も、バスや大型トラックの重量に耐えられるように直した由)
コース作り直しは費用(およそ8000万円)もそうですが、既存の外周コースの内側でスペースを捻出して、規定に合った鋭角とS字を設計するのが大変だったそうです。
最終的には設計業者の手を借りたそうですが、途中まで教習所の職員が“直営作業”でやったらしいですよ。。
バスはちょうど大都市の排ガス規制の影響か、50万キロ程度しか走っていない関西地方の市バスで放出品があったので500万円ほどで手に入った(新車だと2000万円弱)そうですが、トラックは特注品で本体価格300万+改造費500万円だったとか。
本体より改造費のほうが高いなんて!
教習用のトラックはダブルキャブ(=消防車のように後部座席がある)でなければいけないのに、消防車は中型車ベースなので既製品にはなかったそうです。
最近、廃業する自動車教習所が目立つなぁ、と思ったら、少子化、というよりもそのあたりの新規投資が負担だったんでしょうか。
それと、新規に新しい大型教習所の指定を受けたときの苦労もうかがいましたが、交通安全協会(=警察の外郭団体)直営だからって簡単な話ではなかったとは思いませんでした。。。
それにしても、せっかくの最後のシミュレーター教習だからと、たくさん事故を起こしたのに、事故を起こすと何事もなかったかのように次の場面へ移って再スタートなんですね。。
シミュレーターというと、必ず突発事態が発生してそこから訓練が始まるようなイメージがありましたが……それは職業病というべきでしょう。
その前は「夜間の運転」で、夜間も見通しが悪いという点では悪路じゃねーんかい、よぉ? と指導員に(上州弁で)聞かれ、それもそうだなと思ったら、運転代行で二種免許を必須にしたときに「夜間の運転」を切り離して1コマ独立させたのだそうです。
(運転代行業は夜間の営業が主に想定されるので)
このシミュレータ、およそ1000万円だとか。
……そのわりには普通車の機能しかないうえ、体感装置は座席とハンドルが上下にブルブル振動するのと、(ブレーキが強く踏むと)シートベルトがギュッと締まるだけ、と、しょぼい代物ですが。。。
とはいえ、勤務先で訓練に使う特殊機器の操作シミュレータは、サマージャンボで1等前後賞が当たるとやっと1台買える値段(1等だけでは買えない)とかどうとか耳にしたので、あの機能と比べてはいけませんね。。。
教習項目6の「旅客輸送を想定した運転」がなかなかクリアできず(←それって私の本業的にどうなの!)、いつ卒業できるんだ、、、という気がしていましたが、指導員から表題のような言葉をいただき、どうにか見込みがつきそうです。
たいていの教習生は、1〜2ヶ月で卒業してゆくのだとか。
そういうこともあってか、シミュレーターで実際に運転したのは最後の15分で、あとは指導員のよもやま話でした。
平成19年の道路交通法改正で、それまでの大型自動車が中型に、特定大型が大型になって、鋭角やS字、方向変換、縦列駐車のコースを全部作り直してずいぶん苦労したそうです。
(外周の舗装も、バスや大型トラックの重量に耐えられるように直した由)
コース作り直しは費用(およそ8000万円)もそうですが、既存の外周コースの内側でスペースを捻出して、規定に合った鋭角とS字を設計するのが大変だったそうです。
最終的には設計業者の手を借りたそうですが、途中まで教習所の職員が“直営作業”でやったらしいですよ。。
バスはちょうど大都市の排ガス規制の影響か、50万キロ程度しか走っていない関西地方の市バスで放出品があったので500万円ほどで手に入った(新車だと2000万円弱)そうですが、トラックは特注品で本体価格300万+改造費500万円だったとか。
本体より改造費のほうが高いなんて!
教習用のトラックはダブルキャブ(=消防車のように後部座席がある)でなければいけないのに、消防車は中型車ベースなので既製品にはなかったそうです。
最近、廃業する自動車教習所が目立つなぁ、と思ったら、少子化、というよりもそのあたりの新規投資が負担だったんでしょうか。
それと、新規に新しい大型教習所の指定を受けたときの苦労もうかがいましたが、交通安全協会(=警察の外郭団体)直営だからって簡単な話ではなかったとは思いませんでした。。。
それにしても、せっかくの最後のシミュレーター教習だからと、たくさん事故を起こしたのに、事故を起こすと何事もなかったかのように次の場面へ移って再スタートなんですね。。
シミュレーターというと、必ず突発事態が発生してそこから訓練が始まるようなイメージがありましたが……それは職業病というべきでしょう。