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合コンを普通の飲み会にする魔法

IMGP7703.jpg 浦安市の国際交流関連でお世話になっている先輩のYさんに声をかけられ、合コンなるものに顔を出してみました。

 30年間の人生の中で「合コン」と名のつくものは、早大鉄研と慶大鉄研で毎年やっていた合同コンパしか経験がありません。(えー)

 とある専門職の人しか興味ないと公言している自分はあまり乗り気でなかったのですが、日ごろ「ハードルの高いこと言わずに早く嫁探せ」的なアドバイスをくれるみなさんには喜ばしい傾向なのでしょうし、せっかくの機会ですから。


 銀座で20時から、というので19時半ごろ有楽町駅を降りました。

 高崎で19時半なんて、歩いている人もまばらになる時間ですが、さすが都会です。(写真)

 マロニエゲートの東急ハンズで時間つぶしをして5分前に店に着けば、私が一番乗り。


 えー! どこに座ってればいいの?? と戸惑いつつ適当に座りました。

 薄暗いあやしげな店内ですが、よく目を凝らせば、結婚式2次会に使いそうな店のつくりです。

 何もない日は、照明を落として敷居の高そうなレストランとして営業するわけですね。


 そんなことを考えていると、20時ちょうどに一人。(♂)

 しかも真向かいに座りましたよ。

 今回はYさん以外全員初対面なので、見ず知らずの坊主頭の男性と面と向かって、何を話していいやら非常に気まずいです。。。


先方「お仕事は?」
自分「会社勤めを…」(Yさんは弁護士なのでサラリーマンばかりではないと思っていた)
先方「……」(どうやら先方もサラリーマンらしい)


 5分くらい経ったかどうか、という頃に、やはり見ず知らずの女性陣やら、さらに遅れて幹事のYさんがやってきました。

 私と正面の配席は変わらず(!)、とりあえず始まります。


 Yさんが小学校の同窓会で久々に会った知人(=既婚)が会社経営者になっていて、後日Yさんが営業活動で会社訪問したあたりから持ち上がった企画だそうで、女性陣はその会社の社員だとか。

 我々は、それぞれYさんに一本釣りされた、出どころの違う人達です。


 というか、私もYさんと同じ浦安出身ですが、小学校の同窓会なんてあるんですか!


 正面の坊主頭さんは、私の勤務先が大家さんになっているオフィスビルに入居する証券会社の方と判明。

 話を聞いていると、個人個人の営業成績でボーナスがゼロ1個変わる、とか、耐えられない人はどんどん辞めていく(けど自分は大丈夫)、とか、彼が高校生の頃にいわゆる「モテ期」だった具体的な話とか、とっても面白かったです。


 きっとどれも本当の話なんだろうなぁ、すごいなぁ。


 そのモチベーションや勢いをずっと維持できるパワーを目の当たりにすると、あらためて自分はぬるま湯に浸かっているよねぇ、と再認識したりもするわけですが。


 そんな話を聞いているうちに、あっという間に23時半。



 会計は1人4500円で、銀座のど真ん中という場所で飲み放題つきでずいぶん安いんだな、と思いました。

 でも、よく考えたら料理は大皿だったし、おなかはいっぱいになったけど締めのご飯ものの量が多かったからだし、冷静に「坐・和民」「然の家」ランクだと思えばこんなもんですよね。
(↑ここで和民系列の店しか比較対象に思い浮かばない奴)


 まぁ、自分は傾斜で6000円取られましたけれども。

 銀座駅から地下鉄の人と有楽町駅からJRの二組に分かれましたが、京葉線沿線へ帰る私は“東楽町”駅からなので一人で帰りました。

 京葉線の車内で、ただの初対面の人ばっかりの飲み会、という点でユースホステルのミーティングとどこが違ったのだろう? と思いましたとさ。
author by よんなん
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