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春のキャンパスデー

 朝8時近くに、いつもの各駅停車に新浦安駅から乗ろうとすると、普段と様子が違います。

 およそ通勤電車には似つかわしくない、チャラチャラした服装に、ゲーム、ケータイ、おしゃべりに余念がない10人くらいの集団に、ドア付近が占領されているじゃありませんか。

 なんだ、なんなんだ、と思いつつ、一旦降りるわけでも、乗る人に場所をあけるでもないその集団をかき分けて車内へ入って吊革にありついたあたりで、あぁそうか、中学・高校生は春休みなのか、とようやく気がつきました。

 案の定、舞浜駅で降りてゆきます。

 試験も終わって遊びに行くんだから、ああいう格好なのも、友達と対戦ゲームやらおしゃべりに興じているのも、そりゃそうですよね。


 帰りの時間帯は、また舞浜駅から乗ってきた彼らを新浦安駅でかき分けかき分け降りるわけです。

 降りる人を通すのに一旦ホームに降りてまた(同じ電車に)乗る、という習慣を知らない彼らは、ドーッと大勢降りる人の波に流されてホームに押し出されまいと必死に踏ん張っているので、降りるこちらも苦労します。

 私が大学生だった頃、「一度降りて」とお願いしたら「イヤです〜」と彼は彼で必死にドアの鴨居に当てた手で体を支えて立っている(=ドアのど真ん中で降りる人の流れを止めている)、なんてこともありましたっけ。


 やれやれ困ったもんだなぁ、と思ったりもするわけですが、浦安市が地方交付税不交付団体(=市の財政が豊かな証)なのも彼らのおかげだと考えれば、迷惑と思ったらバチが当たりそうです。
author by よんなん
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