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新年は1000円高速初体験

IMGP8347.jpg 奈良県の十津川温泉で迎えた新年です。

 帰りは、福島県いわき市まで帰る後輩に浦安まで送ってもらいました。(←なんて奴)

 「1000円高速」は元日からでも、Uターンのピークは3日ごろ…というニュースを見て、元日ならそれほど混まずに帰れるだろう、、、と思ったのが甘かった!


 一般国道扱いでもともと無料の名阪国道(写真)までは順調だったのに、東名阪道(有料区間)に入ったとたんに渋滞に巻き込まれます。

 その先も断続的に渋滞に見舞われ、東京まで東名道を乗り通せば1000円(+東京近郊区間別料金)のところ、10km以上渋滞していた音羽蒲郡IC〜豊川ICと、清水IC〜沼津ICはむしろ一般道のほうが速い、と判断して国道1号線を通り(=順調に流れていた)、最終的には厚木ICで降りて磯子へまわって首都高にのりました。

 高速を降りる都度1000円(沼津〜厚木は800円)かかりましたが、それでも、行きの高速料金(深夜割引50%引きで4950円)よりは安かった計算です。


 行きは浦安から11時間で十津川温泉へ到達できましたが、帰りは13時間半かかって、浦安到着は22時半。orz

 文字にすると、なんだ、もともと11時間かかるところが2時間半しか変わらなかったのか、という気になってしまいそうですが、当初の予定では浦安へ20時には着いて、いわきには日付の変わらないうちに着く、という算段だったのです。

 そうはいっても、ガソリン代と高速代を2人で割って浦安まで3000円少々で済んだ(途中で一般道に降りなければもっと安かった)とあっては、シンカンセンなんか乗らないでクルマで…と考える人が世の中に増えるのも道理です。


 鉄道やバスやフェリーも割引で「対抗」しているとはいえ、こちらの割引ぶんは鉄道会社・バス会社・フェリー会社持ちなのに、高速道路の値引きぶんは政府が補填するなんてどうかしている、という主張も理解できます。

 いや、名阪国道みたいなもともと無料の道路だってあるし、東名高速なんて「料金プール制」にならなければとっくに無料だったはずじゃないか、って、それもその通りなんですよね。

 ……まぁ、もしそういう交通政策だったら、高速道路の通行料金収入でカバーできない道路整備用に、暫定税率がもっと高くなっていた(=ガソリンの値段が高くなっていた)だろうと思いますけれども。

 とにかく、現在の我が国の交通政策は何の理念があってのことか、二酸化炭素の排出量がより多い乗り物へ国民を誘導しているのが、よく分かりました………にしても、疲れた。。。


 というかですね、北陸道〜磐越道経由なら、距離が160kmほど遠回り+元日の北陸地方は大雪だったにしても、東京近郊区間も首都高もなく1000円ポッキリで、東名道ほどには渋滞せずにいわきまでまっすぐ帰れたはずで、後輩には悪いことをしました。。。
author by よんなん
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