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国立西洋美術館・東京国立博物館

 知人と上野公園へ行きました。

 雨だったので建物の中へ、と、まずは国立西洋美術館に入ってみることにしました。


 入館料は大人420円のところ、(勉強してないとはいえ)学生をしているので130円。


 国立の美術館なのに、もともとは個人のコレクションの展示から始まったのだとか。

 終戦や講和条約などの経緯でこれらが国有財産だったことから国立の美術館ということになったのでしょうけれど、中身は個人名が冠された美術館(根津美術館とか五島美術館とか)と同じようなものか、と思ったり。


 それはともかくとして、一応は本物の絵画なんか見ていると、2次元の絵のはずなのに立体的に見えてしまうのが不思議な感覚です。

 知人も、「彫刻……じゃないですよね」と同じ感想を漏らします。

 去年、ハイビジョンテレビを買った父が「画面に奥行きがある」なんて感心しているのを聞いて、2次元の画面なのに何を言っているのかと思っていましたが、もしかすると通じるものがあるのかもしれません。


 じゃぁ、トリックアートは優れた美術品か、と言われると困ってしまうのですけれども。


 「国立」というわりには小さい美術館なので1時間ほどで見終わってしまいます。

 西洋のを見たのだから、と、次は東京国立博物館へ。(こちらも大学生130円)

 博物館とはいえ、東洋美術品の展示が主体です。

 教科書で見たことのある絵だとかそんなのが多く飾ってあって、どちらかといえばこちらのほうが興味深く見ることができたように思います。

 西洋美術館に置いてある宗教画などは、その背景のお話を知らないのでいまいちよく分からなかったのです。
 教養が浅いなぁ、と思い知らされます。


 そのあと、すぐ近くにある博物館動物園駅跡を見て、上野駅へ戻りました。
author by よんなん
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