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東武の旧型電車に乗る

IMGP0195.jpg 東武線には今でも旧型電車(参考)が走っています。

 は? 旧型なら両毛線にも走ってるじゃないですか、ほら、あの東海道線から今度引退する電車に似てるのが……

 違います。あれは「新性能電車」です。

 何それ、わけわかんねーよ……と思った方は、それでもいいです。
 とにかく、JRでは引退しちゃうような電車よりもさらに古い電車が走っている、と。


 3月18日のダイヤ改正で伊勢崎線や佐野線などからは引退しますが、東武宇都宮線などでは今後もしばらく主流の電車です。


 そんなわけで、休みだった今日、両毛線に乗って栃木駅で下車。
 東武線のホームに上れば、早速停まっていました。(写真)


 昭和50年代後半に車体が取り替えられているので、あからさまに古い電車という感じはしないです。

 が、細かいところをよく見ると、客室にあるのは非常ブザーではなく、「非常弁」。(←直接、ブレーキ用の空気ホースにつながってます)

 発車するときに車掌さんが手を掛けているのも、非常スイッチではなく「車掌弁」。(↑と同じ)


 何よりも特徴的なのは、発車するときの乗り心地とモーター音。

 ガックン、グオォォォォォォォォ……と、文字にすると別にどうということもないんですけど、マニアが言うところの「吊り掛けサウンド」というやつです。

 吊り掛け式の電車そのものは、都電でもまだ走っていて、そんなにめずらしいものでもないです。

 が、路面電車とは比べ物にならない大型電車ですから、迫力も違うというものです。

 さすがに、ブレーキは電磁直通ブレーキになってますけど、いいんです。


 本当は、3月18日のダイヤ改正でこの辺りの電車が全部ワンマン運転になって、ワンマン用の電車に置き換えられると勘違いして乗りに来たんですけど、東武宇都宮線・日光線のワンマン化はまだのようで、しばらくはこの電車の活躍を見ることができそうです。

 …この電車の検査や修繕はどうやっているのだろう、と、そんなことが気になりました。
author by よんなん
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