壁紙(クロス)を貼ってみた
2011.12.10 Saturday | よんなん的住居 > 2011年のリフォーム
パソコンのデスクトップ画面の「壁紙」ではなく、部屋の内装の壁紙のことです。
引きこもり部屋のリフォームで、4面ある壁のうち1面だけは壁をいじらない予定で、もともと貼ってある壁紙の上からペンキ塗るか……と思ってたら、工務店との打ち合わせのときスタッフがベリベリ剥がしてしまったのです。
壁紙は、はがしても「裏打ち紙」が残り(これが新しい壁紙を貼る下地になる)、基本的には裏打ち紙は塗装するものではありません。。。(塗装してる例もありますが)
なんてことしてくれたんだ! と思わないでもなかったですが、残り3面はDIYで塗装したので、壁紙を自分で貼る経験をしてみるのもよいだろうと思うことにしました。
用意したもの
・生のり壁紙(15m5980円)
・壁紙5点セット(確か980円)
・なぜバケ
・ローラー
・ロング竹ベラ
・ステンレスカッターガイド
・カッター
・アクリルシーラント(198円)
・コーキングガン(確か185円)
セットに入ってるカッターなんかウチにあるよ、いらないよ、と思うんですが、バラバラに買うと却って高くつくのでセットを選択。
ビフォーの様子。
裏打ち紙ってのは白いものなんですが、黄色くなっているのは補修パテです。
元あった壁紙を全部はがしたとき裏打ち紙も一緒にはがれてしまったところや、今回のリフォームの途中で壁に穴をあけて再度塞いだところ(=継ぎ目が残っている)に、パテを盛って段差が目立たないようにしてあります。
(壁一面を平滑にする必要はなくて、段差が分からない程度でOK)
ロール状の壁紙を広げて、壁の高さ+10cm程度の長さで切ります。
いつも部屋を散らかしているので、壁紙の幅(カタログ値では92cmですが実際は98cmほどあった)に壁の高さ(2m以上)ぶんの長さのスペースをあけるのが大変でした……
ここで、上に用意した道具には入ってない「カット師」という商品名の取っ手つき1m定規が重宝しました。……定規のくせにコーナンで5000円くらいしたんですけど、なかなか使い勝手がよいです。
切ったり、あとで貼りながら思ったのは、本当に「紙」だということです。平気で破けます。
実は、コーナンの通販で取り寄せたとき、クロネコが途中で何かにぶつけたのか外箱に穴が開いていたのです。……玄関先でクロネコのお兄さんから申告を受け、その場で箱を開けたら中の壁紙もしっかり破けていたので、送り返して(たぶんクロネコの負担で)新品を再度もらいました。
かように、プロの運送屋さんでもこんなことがあるくらいですから、いかに破けやすいかということです。。
施工の段階では、多少破けちゃっても、穴さえあかなければ壁に貼った時点で隙間がなくなるので問題はありません。(貼ったときに隙間ができるような破け方や切り間違いは×)
参考書や参考サイトを首っ引きで見ながら、まず1枚貼ります。
糊がついて売っているDIY用の壁紙のなかでも、「生のり」タイプは初心者向きで、乾くまでなら貼り直しができます。
それはよいのですが糊に水分が多いので、それでびっくりしてちょっと後悔した点を一つ。
裏打ち紙が糊の水分を吸って膨らんでしまい、ちょっとした風船みたいになっちゃったじゃありませんか。
経験のない私は「えええー! これどうすんだ!」と混乱して、新しく貼った壁紙を少しはがして、膨らんじゃってる裏打ち紙をベリベリはがして再度貼ってしまったのです……。
上のほうで、裏打ち紙をはがしたところはパテを盛って段差が分からないようにした、と書いたとおり、あとでその部分だけ段差ができてしまいました。。
(といってもよーく見ないと分からない程度ですが……)
裏打ち紙が水分を吸って膨らんだところは、新壁紙と裏打ち紙の間に空気が残っているのとは違い、糊が乾けば元に戻る(らしい)ので、放置しておいてよかったようなのです。。。とほほ。
電気のスイッチ類があるところは切り抜きます。
なかなか本に書いてある通りきれいに切れないもので、多少大きく切りすぎてしまった部分もありますが、コンセント類はこれより一回り大きいカバーをかぶせるので、カバーに隠れてしまう程度であればもちろん構わないのです。
もちろんですが、カバーを外す、再度つける、という(電気と直接関係ない)程度の作業では感電なんかしませんし電気工事士の資格も要らないです。
2枚目を貼ります。
つなぎ目の部分は、まず1枚目(右側)は青いシールをはがして壁に貼ってしまい、2枚目は青いシールがついたまま1枚目にかぶせてカッターで2枚とも切る……と、いったん貼った1枚目の余計な部分を剥がせば隙間なくきれいにつながる理屈なのですが、この青いシールが曲者。
このシールが邪魔で全然きれいに切れないです。カッターの刃を新しくしてもダメです。
青いシールは、1枚目に2枚目をかぶせたときに糊がつかないようにあるのですが、糊なんて拭けば取れるのですから、シール取っちゃって作業したほうがきれいに切れた気がします。。。
コーキングは、参考書には「合わせ目からはみ出たコーキング剤は変色するのでふき取る」と書いてあるものの、、、きれいに切れてないから隙間ができてて、どうしてもそこからどんどんはみ出てくるお……。
ふき取ると隙間が目立つし……orz
……まぁ、今回はこの壁紙の上からさらに塗装してしまうつもりなので、コーキング剤が変色しても気にしないことにして、はみ出たままにします。
(コーキング剤も上から塗装できる物を選びました)
#はじめから色のついた壁紙もサンゲツなどのメーカーから出てますが、コスト的にもホームセンターの廉価なPB品を貼ってその上から塗っちゃったほうが有利、と判断しました
さて、アフターはこんな感じ。
遠目に見るぶんには何の違和感もない仕上がりですが、近づいてよーく見るとあれこれ「しょせんはDIY」というアラが目立ちます。。。
DIYは、特に初心者のうちは「細かいところを気にしたら負け」をモットーにやるのがよいようです。
どうせ自分の部屋なのですし。
引きこもり部屋のリフォームで、4面ある壁のうち1面だけは壁をいじらない予定で、もともと貼ってある壁紙の上からペンキ塗るか……と思ってたら、工務店との打ち合わせのときスタッフがベリベリ剥がしてしまったのです。
壁紙は、はがしても「裏打ち紙」が残り(これが新しい壁紙を貼る下地になる)、基本的には裏打ち紙は塗装するものではありません。。。(塗装してる例もありますが)
なんてことしてくれたんだ! と思わないでもなかったですが、残り3面はDIYで塗装したので、壁紙を自分で貼る経験をしてみるのもよいだろうと思うことにしました。
用意したもの
・生のり壁紙(15m5980円)
・壁紙5点セット(確か980円)
・なぜバケ
・ローラー
・ロング竹ベラ
・ステンレスカッターガイド
・カッター
・アクリルシーラント(198円)
・コーキングガン(確か185円)
セットに入ってるカッターなんかウチにあるよ、いらないよ、と思うんですが、バラバラに買うと却って高くつくのでセットを選択。
ビフォーの様子。
裏打ち紙ってのは白いものなんですが、黄色くなっているのは補修パテです。
元あった壁紙を全部はがしたとき裏打ち紙も一緒にはがれてしまったところや、今回のリフォームの途中で壁に穴をあけて再度塞いだところ(=継ぎ目が残っている)に、パテを盛って段差が目立たないようにしてあります。
(壁一面を平滑にする必要はなくて、段差が分からない程度でOK)
ロール状の壁紙を広げて、壁の高さ+10cm程度の長さで切ります。
いつも部屋を散らかしているので、壁紙の幅(カタログ値では92cmですが実際は98cmほどあった)に壁の高さ(2m以上)ぶんの長さのスペースをあけるのが大変でした……
ここで、上に用意した道具には入ってない「カット師」という商品名の取っ手つき1m定規が重宝しました。……定規のくせにコーナンで5000円くらいしたんですけど、なかなか使い勝手がよいです。
切ったり、あとで貼りながら思ったのは、本当に「紙」だということです。平気で破けます。
実は、コーナンの通販で取り寄せたとき、クロネコが途中で何かにぶつけたのか外箱に穴が開いていたのです。……玄関先でクロネコのお兄さんから申告を受け、その場で箱を開けたら中の壁紙もしっかり破けていたので、送り返して(たぶんクロネコの負担で)新品を再度もらいました。
かように、プロの運送屋さんでもこんなことがあるくらいですから、いかに破けやすいかということです。。
施工の段階では、多少破けちゃっても、穴さえあかなければ壁に貼った時点で隙間がなくなるので問題はありません。(貼ったときに隙間ができるような破け方や切り間違いは×)
参考書や参考サイトを首っ引きで見ながら、まず1枚貼ります。
糊がついて売っているDIY用の壁紙のなかでも、「生のり」タイプは初心者向きで、乾くまでなら貼り直しができます。
それはよいのですが糊に水分が多いので、それでびっくりしてちょっと後悔した点を一つ。
裏打ち紙が糊の水分を吸って膨らんでしまい、ちょっとした風船みたいになっちゃったじゃありませんか。
経験のない私は「えええー! これどうすんだ!」と混乱して、新しく貼った壁紙を少しはがして、膨らんじゃってる裏打ち紙をベリベリはがして再度貼ってしまったのです……。
上のほうで、裏打ち紙をはがしたところはパテを盛って段差が分からないようにした、と書いたとおり、あとでその部分だけ段差ができてしまいました。。
(といってもよーく見ないと分からない程度ですが……)
裏打ち紙が水分を吸って膨らんだところは、新壁紙と裏打ち紙の間に空気が残っているのとは違い、糊が乾けば元に戻る(らしい)ので、放置しておいてよかったようなのです。。。とほほ。
電気のスイッチ類があるところは切り抜きます。
なかなか本に書いてある通りきれいに切れないもので、多少大きく切りすぎてしまった部分もありますが、コンセント類はこれより一回り大きいカバーをかぶせるので、カバーに隠れてしまう程度であればもちろん構わないのです。
もちろんですが、カバーを外す、再度つける、という(電気と直接関係ない)程度の作業では感電なんかしませんし電気工事士の資格も要らないです。
2枚目を貼ります。
つなぎ目の部分は、まず1枚目(右側)は青いシールをはがして壁に貼ってしまい、2枚目は青いシールがついたまま1枚目にかぶせてカッターで2枚とも切る……と、いったん貼った1枚目の余計な部分を剥がせば隙間なくきれいにつながる理屈なのですが、この青いシールが曲者。
このシールが邪魔で全然きれいに切れないです。カッターの刃を新しくしてもダメです。
青いシールは、1枚目に2枚目をかぶせたときに糊がつかないようにあるのですが、糊なんて拭けば取れるのですから、シール取っちゃって作業したほうがきれいに切れた気がします。。。
コーキングは、参考書には「合わせ目からはみ出たコーキング剤は変色するのでふき取る」と書いてあるものの、、、きれいに切れてないから隙間ができてて、どうしてもそこからどんどんはみ出てくるお……。
ふき取ると隙間が目立つし……orz
……まぁ、今回はこの壁紙の上からさらに塗装してしまうつもりなので、コーキング剤が変色しても気にしないことにして、はみ出たままにします。
(コーキング剤も上から塗装できる物を選びました)
#はじめから色のついた壁紙もサンゲツなどのメーカーから出てますが、コスト的にもホームセンターの廉価なPB品を貼ってその上から塗っちゃったほうが有利、と判断しました
さて、アフターはこんな感じ。
遠目に見るぶんには何の違和感もない仕上がりですが、近づいてよーく見るとあれこれ「しょせんはDIY」というアラが目立ちます。。。
DIYは、特に初心者のうちは「細かいところを気にしたら負け」をモットーにやるのがよいようです。
どうせ自分の部屋なのですし。