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鉄道居酒屋「せとうち」

IMGP6128.jpg 先日の臨海亭東雲夫妻結婚パーティーの幹事慰労会、と称して、夫妻が一席設けてくださいました。

 呼ばれて行ったのは、地下鉄千駄木駅すぐ近くの「せとうち」という居酒屋。


 写真のような店内なんですけど、鉄道マニアだったのは亡くなられた先代のご主人だそうで、いま店を切り盛りしていらっしゃる(みのもんた語で言うところの)お嬢さん方はあんまり濃い話を振られてしまうとちょっと……という感じです。

 そんなわけで特に鉄道を意識した料理メニューはないものの、家庭料理ふうのコース料理はどれもおいしく、夫妻や新婦側幹事と4人で楽しく過ごすことができました。


 テーブルは鉄道部品ではないものの、座席は電車から外してきた(JRからもらってきた…とか)もので、我々が通された席は(おそらく)E217系か209系の座席でした。

 ……案外座り心地いいんですね、これ。


 ところで心配だったのは、この店の今後。

 値段はおまかせ料理で3150円……だったと思います。

 店は本当に狭くて、私たちともう一組(話しかけてみたら青山学院大学鉄研のOB4人組だった)の計8人でいっぱいです。

 席はもう何人分かありましたが、たぶん、予約は1日2組までだと思います。

 つまり、今日の売り上げは25200円+飲み物代で、多めに見積もっても4〜5万円といったところでしょう。

 飲食店経営で採算の目安は3日分の売り上げで家賃をまかなえること…だったはずで、いくら狭いといっても大手町駅まで所要8分の地下鉄駅から徒歩1分のマンション2階のあの場所を、果たして家賃12〜15万円以下で借りられるだろうか……? と考えると採算すれすれじゃないでしょうか。


 あと、お二人で店を切り盛りしているなかでは、店の広さはこれが手一杯の模様です。

 写真のアルバムを見せていただいたら、以前は1階のコンビニ奥のスペースも店だったそうで、もっと広かったみたいです。


 ……そうすると比較的若い後継者が現れない限り、このお店はそんなに長くないのではないか、、、そんな(余計な)心配をしてしまいました。

 もしこのお店が閉じるようなことがあれば、飾ってある鉄道ゆかりの品はきっと散逸してしまうのでしょう。


 素直に鉄道グッズを眺めながら楽しく食べて飲んでいればいいのに、実はそんなことを考えていました。。。

 小さなお店なので予約を取るのが大変なようですが、機会があればまた来たいと思います。
author by よんなん
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