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自分の給料を比較してみる

 先日の早大鉄研OB・OG総会に来ていた、3年生の現役会員(=就職活動中)が、私の勤務先に興味があると連絡してきました。

 ……私に言われても個人的にアドバイスする程度しかできないんですが、まぁ、何も知らずに受けるよりはマシかも、と応じることにします。


 さて、あらためて私の勤務先の採用ホームページや、同業他社の採用ページを見ると、本当に勤務先の本社採用はハズレくじ引かされてるよなぁ、という気がします。


 まず給料。

 初任給は公式サイトで公表されてますが、「東京23区内勤務の場合」とただし書きがあります。

 私のように、入社早々に首都圏の外へ配属されると、本社採用ではない東京エリア採用の皆さんのほうが高待遇です。

 ……本社採用は本社で働くための採用ではなく、所管部の都合に合わせて部長だろうが取締役だろうがあらゆる地域へ赴任する採用枠なので、公表されている23区内の賃金をもらっていない人のほうが多いんじゃないですかね?


 逆に、本社だとか管理職には、本社採用だろうがエリア採用だろうが関係なく登用されます。
(違いは、初任給と入社後数年間の人事運用だけ)


 年収に直すと、その辺の大学や予備校へ1年間通えるくらいの違いがありますよ。orz

 おまけに、浦安へ帰ったり都心での所用を済ませるのに往復する交通費などはタダではないので当然持ち出しですし。。

 確かに、いまの配属エリアで採用された周囲の皆さんよりは多くいただいてますが、「いいよなー本社採用は仕事を教える先輩より(以下略)」って、東京エリアの人に言ってください!


 同様に、在京の同業他社総合職も同じことが言えます。

 さすがに公表されている金額を比較すると、私の勤務先が一番額面が多いものの、10000円も違いません。

 10000円くらい、首都圏の外へ配属されれば簡単にひっくり返ります。


 というかですね、少しはえらそうな人に向かって、本当にこの会社の賃金制度にはハズレくじを引かされた、と言うと、君はわが社のボーナスや福利厚生がどれだけか知ってるのか……って、ボーナス計算や福利厚生制度は本社採用だろうがエリア採用だろうが同じですよう!

 それに、月給が数万円違うと、えらい人が言うボーナスを同業他社より高めに設定したところで、ようやく年収で他社に追いつけるか微妙なライン、という計算です。。。。

 まぁ、就職活動の面接では、いまの勤務先だとかNHKで「これからは地方の時代!」と大口たたきましたから、希望通りのことをやらせてもらっているわけで、ひとりでいるぶんには別に生活に困ることもないですし、いいんですが。

 ……ただ、ときおり、入社以来の5年間を東京近郊で過ごせば、貯蓄額はもっとまとまった額になっていたよな、、、などと考えたり考えなかったり。
author by よんなん
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