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渋谷ステーションパーク

DSC05009.jpg 3月15日で役割を終えた東横線の旧渋谷駅の公開イベントが22〜24日(金〜日)にあったので、23日(土)に行ってみました。

 11時ごろだったかに渋谷駅に着いてみると、入場の列は旧渋谷駅の改札口付近からヒカリエの連絡通路を通って行って戻ってくる長さです!

 ……うひゃぁ、これはどうしたもんかなぁ、と思いつつ、ヒカリエの連絡通路(=ガラス張り)からは銀座線の電車がひっきりなしに行き交うのが見えて飽きないので(←それか)とりあえず列に並びました。

 とはいえ、意外に列が進むのが早くて20分くらいで中に入れました。……さすが、1日42万人の乗降客をさばいていた東横線渋谷駅で、500人前後くらい(自分のパッと見の目測)の順番待ちなどわけもないのでしょうか。

DSC04995.jpg 旧鉄道駅でのイベントで、入場料金は東急の駅と同じ120円ですが、鉄道駅時代のインフラ(自動券売機とか改札機とか)は一切使われず、入場券売りからモギリから何から何まですべて人海戦術で対応してました。

 行き交うスタッフの名札を見る限り、東急電鉄ではなく主に東急デパートが運営を切り盛りしていたようです。

 2枚目の写真は下記のバラスト拾いに使う巾着袋売り場で、レシートは東急デパートのでした。

DSC05000.jpg 中では鉄道写真家のトークショーや物販などいろいろイベントをやってましたが、自分の一番の目当ては「バラスト拾い」です。

 専用の巾着袋(500円)を買えば、線路に降りて砂利を拾い放題、というものです。

 別に砂利には興味ないですが、線路に降りられるというのが楽しいです。

 入場券売り場では入場券という紙切れが120円で、巾着売り場では不織布(CD入れが大きくなったみたいなの)でできた原価数十円ではないかという代物が500円で飛ぶように売れていて、人海戦術だからイベント運営は確かに3日が限度だろうとは思いますが、東急電鉄にはとてつもない現金収入になりそうです。

 しかも産業廃棄物として撤去しなければならない砂利まで持って帰ってもらえて……って、これは2日目の昼ごろだというのにさほど減っているようには見えず、さすがに人が手で持って帰れる砂利の量なんてたかが知れているようです。


DSC04996.jpg とにかく、こういう商売を思いつくあたりが、国鉄が民営化してJR東日本が東急電鉄に追いつけ追い越せで26年経ってもいまだ追いつかないところではないかと思いました。

 たとえば、1999年に上野駅18番線が廃止されたときにJRが何かこんなような商売やったっけ? みたいな。……でもあれはもう14年も前の話なのか、、、
author by よんなん
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